こんな生活習慣が卵子の老化を引き起こす

妊活

こんにちは♡今回は、‘’卵子の老化‘’というちょっと怖い言葉についてお話していきたいと思います。

脳と卵巣と子宮の連携が上手く取れていると、心も体も健康な状態となります。ところが、ストレスなどの要因でこのバランスが崩れると、

やがて卵子の老化につながってしまいます。それに加え、生まれ持った卵子の数は徐々に減ってきてしまい、

出生時に約200万個だったものが、妊娠適齢期に含まれる25歳で約10万個、さらに35歳ではその約半分の5万個にまで減ってしまうのです。

『なぜこんなに大事なことをもっと早く教えてくれなかったんだ』と叫びたくなる気持ちもものすごく分かりますが、

というかこれは私がこの事実を知った時の気持ちなのですが・・・そんなことを言っても何も始まらなかったので、

皆さんにはこれからでも生活習慣など見直していただき、後から後悔しないように健康でしなやかな子宮を目指してほしいと思います!

こんな生活の方は卵子の老化に注意⚠

  • 外食中心の偏った食事
  • お酒の飲みすぎ・喫煙
  • 無理なダイエット
  • ストレスの多い生活
  • 仕事、家事疲れ
  • 睡眠不足
  • 冷え性や肥満

これらで体に負担がかかることによって、脳と卵巣と子宮の連携がスムーズに行われなくなってしまいます。

すると、自律神経の働きが乱れたり、血流が悪くなってしまうことでホルモンの分泌も悪くなってしまい、やがて卵子の老化に繋がる恐れがあります

卵子の老化が引き起こす妊娠・出産への影響

  • ・・・通常はきれいな円形をしていてツヤもありますが、老化が進行してくると楕円形やいびつな形をしたものも多くなりツヤもなくなってきてしまいます。
  • 受精・・・受精できたとしても、その後の細胞分裂が順調に行われなくなってしまいます。
  • ・・・途中で成長が止まってしまったり、質が低下し着床しにくくなってしまうことで妊娠率が低下してしまいます。
  • 染色体異常・・・染色体異常が起きる割合が高くなり、流産の確立が30代後半以降で20~40%程度まで上がってしまいます。
  • 先天性疾患・・・無事に出産できたとしても染色体異常が原因で起こる先天性疾患を発症するリスクが上がってしまいます。

このように卵子の老化は妊娠・出産に関る重要な過程である受精や着床、その後の流産や染色体異常などと、とても密接に関係していることが分かります。

卵子は若返らせることが出来ません。病院に行けば何とかしてくれることではありません。ですが卵子の老化を緩やかにし、質の良い卵子を保つことは可能です!

そのために私たちができることはたくさんあります!それは普段の生活習慣を見直すということです!何でもそうですが、

これだけやればOKなんてものはありません。私たちの体は日々食べているものや生活習慣の積み重ねから作られています。

今すぐでなくとも将来子供を持ちたいという方には、早すぎるということはありません。いざ子供が欲しいとなってから体作りを始めるのは、

はっきり言って遅すぎます。というか時間がもったいなかったと思うのです。私は不妊治療を始めて人工授精3回目を失敗した頃から、

今までのように遠い病院に熱心に通っているだけでは子供はできないかもしれないと急に危機感が湧いてきました。

そして何か他に自分ができることがあるのではないかと考え始めました。そこから妊活という言葉の本当の意味を知り、

まずは不妊治療を始める前に、安心して赤ちゃんを妊娠・出産できる体作り、土台作りが大事なことが分かりました。

このことをもっと早く知り、病院へ通う前に妊娠しやすい体作りができていれば、病院で行う人工授精や体外受精などの確立も上がるはずです!

体の状態が整っていないまま治療を続け、また生理が来るたびに落ち込む・・・を繰り返しているだけではさらに心のストレスとなり

自律神経が乱れホルモン分泌も不足し、良い結果に結びつきにくいという悪循環に陥ってしまいます。不妊治療は2022年の4月から保険適用になりましたが、

治療をスッテップアップしていくにしたがって金額は上がりますし、ある程度長期に渡り継続されると思いますので、金銭的にも気軽に受けられるものではないと思います。

だからこそ治療を始める前に、できればご夫婦そろってご自分達の生活習慣の見直しや体作りをすることが、効率の良い不妊治療へと繋がります!

皆さんには早くこのことに気づき、将来なかなか子供が出来ずに辛い思いをされる方が少しでも減ってくれることを願っています🌼

卵子の老化を防ぐためにできる7つのこと

1.外食や糖質を減らした規則正しい食事をする

皆さんは‘’糖化‘’という言葉をご存じでしょうか?

‘’糖化‘’とは体内に余分な糖分があると、たんぱく質や脂質と結びつくことで老化促進物質であるAGEを作り、細胞などを劣化させる反応のことをいいます。

この糖化が老化を促進させてしまう原因の1つとなります。ですので、この糖化を避けた食事を心がけることをお勧めします!

合わせて知っておきたい妊活の基礎!覚えておきたい食事法はこちら☝

2.質の良い睡眠をとる

質の良い睡眠をとることで、疲労回復を促すホルモンが分泌され体内の代謝も促進されます。また脳もしっかり休まることから自律神経も整い、

ストレスに対する耐性や回復に効果があります!

3.喫煙や過度の飲酒は避ける

特に妊娠中の喫煙や飲酒は胎児に悪い影響を与えるのは明らかだと、日本産婦人科医師会でも発表しています。

妊娠をしてから辞めるのではなく、妊娠をする前から体を整えておくことが重要だと考えます。

4.ストレッチやウオーキングなど適度な運動をする

適度な運動を継続することで血流が良くなると、子宮にも十分なホルモンが運ばれるようになり、着床しやすい環境に導くことができます!

さらにウオーキングは骨盤底筋も鍛えられることから、安産にも効果があると言われています!

5.体をなるべく冷やさないようにする

体だけでなく子宮が冷えてしまっていると、妊娠するために必要なホルモンが不足し、不妊の原因に繋がってしまいます。

普段、腰やお腹周りを触るとひんやり冷たい方や、お風呂上りなのにすぐに足が冷える方は、冷えが進んでいる可能性がありますので注意が必要です。

6.ストレスを溜め込まない

ストレスは妊活中の私達だけではなく、様々な病気の原因に関わってきます。そしてこれを完全に取り除くことは不可能に近いという、とても厄介なものですね。

そしてこのストレスが体内に活性酸素を発生させ、酸化ストレスにさらされてしまうと、卵子の老化を早めてしまうのです。

私たちの生活からどうしても切り離せない厄介者なので、上手に付き合っていく必要があります!

7.漢方も取り入れてみる

漢方には、体が本来持っている力を十分に発揮できるように整えてくれる働きがあります。仕事や家事、炊事で忙しく

なかなか生活習慣も思うように変えていけないという方の助けにもなるのでオススメです!

私が継続して実践できていること

1.食事は酸化を防ぐ効果があると言われるビタミンEを含む、アーモンドやかぼちゃを積極的に摂るようにしています!

私はおやつにアーモンドと高カカオのチョコレートを一緒にいただいたりもします!私が通っているクリニックでも、

子宮内膜が薄かった時にビタミンEを摂るように勧められました!それから、私自身、最近意識が薄れてしまっていましたが、

調理法は焼く、揚げる、炒めるは控えめにし、蒸す、茹でる、煮るを多めに取り入れることで糖化防止が細胞の老化防止に繋がります!

2.質の良い睡眠のためには、夕飯は就寝の3時間前には済ませることと、就寝前の10分ストレッチを続けています!

それからスマホデトックスは完全には出来ていないのですが、就寝前にはダラダラ見るのはやめて、必要な情報だけ

サラッと見るくらいでとどめるように心がけています!他には‘’あずきのチカラ‘’という目の疲れを癒してくれるアイテムもあり、

目の疲れを特に感じる時にはこちらも愛用しています!目元がじんわり温かくなるのと、ほのかに香るあずきの香りで

気持ちよく入眠できるのでおススメです!

3.喫煙や飲酒はしていません。お酒は好きなのですが、元々たまに外で飲むのが好きで、家では飲まなかったので

控えるのが辛いほどではなかったのでここは助かりました。妊活中でもお酒を飲まれる場合には、白ワインより赤ワイン、

ウイスキーより日本酒というように体を温める性質のものを選ぶと良いと思います!

4.適度な運動については、主にストレッチを続けていましたが、この記事を書いているつい1週間前くらいからウオーキング&たまにランを始めました!

というのも、東北で暮らしているため冬は雪と寒さに負けてしまい、運動の重要性はわかっていたつもりでしたが、実行できていませんでした😢

ようやく昼間は温かくなってきたことと、5月に移植を予定していることもあり、それに向けて再出発いたしました!

ストレッチは、私は肩こりがひどいのと股関節が固いので、そこを中心にほぐすものをできれば昼間に30分、

寝る前には妊活中におススメのストレッチ動画で、自分に合うなと感じたものを選び、それを10分、たまに夫も一緒に行っています!

本当は毎日ご夫婦そろってできると尚良いですね!

5.体を冷やさないようにするについては、なるべく‘’頭寒足熱‘’を意識して特に下半身を温めるように心がけています。

冬場はズボンの下にタイツやレギンスを履いたり、靴下を2枚にするなど、動きにくくない程度に、締め付けすぎないように

気を付けて下半身を温かく保つようにしています!また、家事の合間に足首の上げ下ろしやスクワットなど

回数は多くないですが気づいたときにちょこっとしています。下半身の大きな筋肉を動かすと体を効率よく温めることに繋がり冷え対策になります!

それからお風呂は半身浴で最低10分は入るようにしています!本当は38度から40度くらいのぬるめのお湯に20分以上入浴したほうが

しっかり体の芯から温まり冷え対策に効果的です。冬場や寒い日には、頭や体を洗う際に自分専用の洗面器に熱めのお湯を張り、

そこに足を入れておくと半身浴に近い効果と寒さも落ち着くのでお勧めです!

6.ストレスを溜め込まないについては、一番苦戦していることかもしれません。実行できていることは7時間以上の睡眠と

大好きなペットとのつながりや、最近ですが没頭できるものが見つかったことでだいぶストレスを溜め込まなくなってきたと自分でも感じています。

たっぷり質の良い睡眠をとることが、負の記憶と感情をリセットしてくれる役割をしてくれます。それから私はペットをあげましたが、

人や動植物とのつながりも幸せホルモンのオキシトシンを活性化してくれるのでストレスに効果大ですのでおススメです!

没頭できるものがあると、余計なことをウジウジ考えなくて済むのでこれもおススメです!また達成感を感じることで

ドーパミンが分泌され、これもまたポジティブでいるためにプラスの効果をもたらしてくれています♡

7.漢方を取り入れてみるについては、漢方を飲み始めてから5カ月目になります!最初は半信半疑でしたが、私はその効果を感じています。

一般的には漢方を飲み始めてから効果が出るまでは、個人差がありますが3カ月から半年と言われていますが、

その方の体質や心と体の状態に合ったものを煎じてもらうと、すぐに効果を感じる方もいらっしゃるそうです。

私は飲み始めて3週間ほどで生理が来たのですが、その時長年悩まされてきた生理痛が初めて薬を飲まなくて済むくらいの痛みで終わりました

こんなことあるのかと本当に驚いたし、もっと早く漢方に出会っていたらPMSによる気持ちの浮き沈みも減り、

穏やかに過ごせていたのかも、と思いました。漢方の私が気に入っているところは体質を改善するというところです。

薬は痛みや症状を抑えるけれども根本を変えていくわけではないし、薬は体を冷やしてしまいます。薬よりも金額的にも継続するのは結構高いなあと感じていますが、

効果は感じているので治療と共にもう少し続けていこうと思います。ちなみに、私がどこで漢方を入手しているかというと、

東北に住みながら九州の『なごみ堂』さんから取り寄せています!電話で不妊治療の進み具合や状況に合わせて煎じてくださるのと、

基礎体温アプリのルナルナノートと連携しているところなので、私たちの基礎体温やおりものの状態なども把握してくださるので安心です。

まとめ

私たちの体や細胞は、日々の食事や生活習慣や運動、また心の状態と様々な要素が交わることで作られているということが分かります。

人それぞれ仕事が忙しく料理やお風呂をためる時間もないという方や、食事の時間もバラバラだったり就寝の3時間も前に食べるのはなかなか難しい方など

本当にその方によって様々だと思います。始めは全部やろうとせずに、変えられる部分は良い方向に変え、

ご自分の1日の流れに取り入れられるものをチョイスし、習慣化できるようになることを目標に取り組んでいってはいかがでしょうか?

卵子の老化は止めることはできませんが、私たちが自分で気を付けられることはたくさんあります。皆さんも一緒に

この老化に抗い無事に妊娠・出産を目指して頑張っていきましょう!

ここまで読んでくださりありがとうございました♡

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